心の花が咲くブログ

悲しみを幸せに変え ダメな自分の眠っている才能を見つける

責任について 〜その1〜

今回は「責任」について、お伝えしたいと思うのですが、これを説明していくにはいくつかの要素が含まれるので、数回に分けてお話ししていきたいと思います。

 

責任という言葉は私たちの日常でも、責任感、責任がある人、無責任、責任の重圧など、多く使われています。もしかしたら、日本人は責任のために活動していると言っても過言ではないかもしれませんよね。

 

ビジョン心理学でも、責任という言葉はよく使われ、幸せになるための大切な概念なのですが、少し理解するのが難しく感じていました。こんなに責任という言葉が身近な言葉なのにどうしてなんでしょうか。

 

というのも、ビジョン心理学を学んでいく中で、「あなたは人生で責任を取ってこなかった、だから問題が起きたんですよ」と言われたことがありました。

しかし、私は社会的にも交友関係の中でも、責任感あるよねって言われていましたし、自分でも責任ある行動をとってきたと思っていたので、それを言われた時は、「その通り」とか「そうかもしれない」と思うのではなく、「えー、責任感はありますけど。」って心の中で反抗していたからです。どこが責任がないって指摘されたのかわからなかったからです。

 

その後、時間が経つにつれて、感覚的にどういうことなのかはわかってはきましたが、今回、皆さんにブログという形でお伝えしようと思った時、思いの外難しく、苦戦してます。(笑)

 

まず責任には「何に対しての?」によって少し意味合いが違うということがあります。英語では、同じ責任でも3つの単語に分かれてます。

 

⚫︎ Responsibility 遂行責任

立場上遂行しなければならない「義務」を言います

 

⚫︎ Accountability 説明責任

活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要があるとする考えをいう。

 

⚫︎ Liability 賠償責任

違法な行為により損害を受けた者に対して、その原因を作った者が損害の埋め合わせをすること。

 

ビジョン心理学創始者・チャックさんは英語を使われる方なので、そのことが影響しているのかもしれません。

しかしこれだけでは、全てがクリアにはならないのです。

 

実は、責任という概念は「自由」ということがセットになります。自分が決めることができるからこそ、責任ということがでてきます。そして、ビジョン心理学で使っているのは、自分自身が人生で成功するため、幸せになるために使っている言葉であり、概念です。

 

英語でいう3つの単語は少しづつ意味が違うように、前提となることを理解しないと、説明も責任の意味も分かりづらいということです。

 

今回はこれくらいにして、次回は責任と自由というところから、お話の続きをしていきます。