心の花が咲くブログ

悲しみを幸せに変え ダメな自分の眠っている才能を見つける

「リーダーシップ」について

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私のマンションにあるご家族が引っ越してこられました。そのご家族の息子さんがマンション中のお子さん達とすぐお友達になり、元気な挨拶の声が飛び交うようになりました。マンションの子供たちがその子のおかげでどんどん仲良くなっていくのです。すごいリーダーシップを持ったお子さんだなぁと思っています。

 

リーダーシップの語源は、 何かを生み出す、導くといった意味からきていて、日本語に訳すと指導力や統率力といった意味になります。 とはいっても、リーダーシップというイメージはグループの先頭に立つ立場でみんなを引っ張っていくというものだけでしょうか。どのように引っ張っていくのか?というところまで、掘り下げると、さまざまな手法があるようです。 

 私は以前の職場では、秘書という立場で沢山のリーダーといわれる方と出会ってきました。 リーダー像は様々ありそれぞれ違っていましたが、ほとんどのリーダーは、周りの人を巻き込み、どんどん目標へと牽引されていました。私もリーダーシップを持ちたいなぁといつも憧れていました。しかし、リーダーシップとは何か?ということは、はっきりとはわかっていませんでした。 

 私のいた職場での秘書は上司が退職された後も、連絡を取り合っていたりしていたので、引退後のご様子も伺うことができました。現役の時に華やかにリーダーとして活躍されていた方が、役職を終えられた後には2つのパターンに分かれてしまうことがわかってきました。 

① 役職を離れた途端、人が寄り付かなくなってしまうパターン。 

② 役職を離れた後もいつまでも周りの人から尊敬されるパターン。 

 この二つです。 

どうしてこんな違いができるのか?と考えてみたのですが、 

①のパターンでのリーダーシップは自分の経験や体験をベースにそのやり方をみんなにやってもらおうとしていました。逆にいうと、これが一番正しいと思って周りの意見を聞かない独断的という見方もできるかもしれません。 

 一方で②のパターンでは、まわりのみんなの意見を聞いてそれを取り入れたり、困っている人はいないかといつも配慮して、みんなの才能が発揮できる状態を作ろうとしています。リーダー自身が先頭に立つのではなく、全員が前に出ることを支えているという感じです。 

 この違いは、仕事などで、ある目的や事情で集まったグループの活動の時はどちらでもいいのかもしれませんが、それ以外の時にはその人との付き合い方が大きく変わってくるかもしれませんね。 

 

 私は今、みんなの才能が発揮できるようなリーダーシップを意識しています。そうすることで自分の才能も見えてくるのです。 

 

 リーダーシップ、まだまだ深い意味がありそうです。今後もリーダーシップについて書いていきたいと思います。