心の花が咲くブログ

悲しみを幸せに変え ダメな自分の眠っている才能を見つける

男性性と女性性 2

続けて男性性・女性性についてです。

というのも、前回、男性性と女性性のことを書いていると、本当に大事な話だなぁ、バランス大事だなぁと自分でもあらためて実感したからです。

「男性性と女性性のバランス」という視点から書いていきますね。

 

まずは男の人の男性性のお話です。

男性性が強い男の人は、自分が思っていることを、懸命に相手に何かをしてあげようとします。アドバイスしたり、必要なものはこれかな?とアドバイスしたり行動したりします。どこかへ連れて行ってくれたり、もしかしたらおごってくれたり買ってくれたりすることもあるかもしれません。この時、相手が喜んでくれたらいいのですが、望んでいなかったり、迷惑だなと思っている場合は問題になってしまいます。こうなると、押し付け、威圧的という表現の方がいいかもしれませんね。相手も嫌だし、怖いし、苦痛でしかなくなります。そして、してあげたい男の人の方もうまくいかないので、威圧的な態度は強化され(本当は凹んでる)なかなか上手くコミュニケーションが出来なくなります。

 

 

また、女性性が強すぎる女の人は、何かを誰かにしてもらうことばかりに気持ちが集中してしまいます。私が〇〇なのは、あなたが⬜︎⬜︎してくれないからといって、相手のせいにしがちです。相手はその強い要求にとても疲れてしまい、嫌がってしまいます。そうなると感情的に相手を責めたり、私が悪いんだという罪悪感にはまってしまったりしてしまうのです。

 

まだまだ事例はあるのですが、このように男性性・女性性のどちらかが強いとうまくいかないのです。

 

 

もし男性性と女性性のバランスがとれていれば、

先程の男の人の場合、何かしてあげる時に、相手に尋ねて確認することができます。そうすることで、相手はやってくれたことを気持ちよく受け取ることができ、相手が喜んでくれることを体感できるのです。

 

 

また女の人の場合は、自分がしてほしいことを自分で認識し、相手に優しく伝えることができます。感謝の気持ちや自分の嬉しさを相手に伝えることもできます。

 

男性性と女性性がバランスが良いと、

買い物は欲しいものを買うための最適の場所を決めて、買い物を楽しみながら、場所や時間を味わうことをさせてくれます。

 

仕事では達成のために必要なことを分析し、チーム作りをみんなで進めながら、高い意欲で目標に向けてどんどん進んでいけます。

 

女の人の社会進出や活躍は世界規模で求められている時代です。しかし、それは女の人が男らしく活動するのではなく、女の人が女性性をもたらすことという意味だと私は思っています。つまり、男性性が充満している社会は、女性性の要素を求めているのです。

 

以前の私は、男性性を沢山持ち合わせて、男らしく仕事をしていました。会社で長年働いていたせいもあります。決断力や行動を、常に求められていましたので、どんどん男性性ばかりが、私の中に育ってきました。職務的に、とにかく何かをしてあげることが求められていたので、相手がどう思っているのかは確認せず、私の中で勝手に想像して、してあげていました。すると、相手はしてほしくないことを押し付けられたと感じ、私に対してよく思わない人もたくさん出てくるんですよ。そうなると、私も報われないなぁと思ってしまいます。

つまり、男性性に偏っていたわけですが、これだと、成果がでても、人間関係に問題を抱えることになり、見えない敵もつくります。その敵に気を使う毎日になり、かなりの心労を伴うことになります。

 

ビジョン心理学でこの男性性と女性性のことを学び始めてから、私の場合は自分の女性性の部分を意識し始めました。特に、周りの人とのコミュニケーションを大事にして、相手の求めていること聞き確認することを大切にしました。また、ミーティングなどでは、みんなのための良い方法を見つけていくことを意識しました。すると、コミュニケーションがとてもスムーズになり、人間関係の問題がなくなっていき、結果を出すための時間も短くなりました。そして無理をしない自分発見をし続け、人生そのものがとても楽になっていったのです。

 

男性性と女性性のバランスを整えることは、感覚的な側面もあり難しいのですが、学びを始めることで、全然可能です。

 

私のセッションを受けることで、バランスが整っていったクライアントさんもたくさんいらっしゃいますよ。今ある悩みや問題を男性性と女性性という視点から見てみることで、前進できるかもしれません!

 

大切なことは、どちらも私たちの中には存在するし、その両方のバランスをよくなることで、私達の才能をもっと開花させてくれるのです。そして、人生に豊かさや、幸せもたらせてくれますよ。